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■GINZA拝見


今月号に掲載されている記事です。銀座にいらした際には、是非、お立ち寄りください。
「銀座百点」は、その他にも銀座のかおりが漂う記事がたくさんあります。興味をもたれた方は、是非、定期購読をご検討ください。

銀座 梅林
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銀座 梅林

一九二七年、銀座初のとんかつ専門店として、銀座梅林は誕生しました。創業者の澁谷信勝氏は薬剤師の経験を活かし、自身が魅了されたおいしく滋養があるとんかつを選んだそうです。

銀座梅林のメニューを見ると、「カツ」はカナ表記です。聞いてみれば、もとは西洋料理のコートレットが日本に輸入され、カツレツと称されていたから。かつてカツレツは一枚肉を開いて揚げて提供し、ナイフとフォークで切り分けて食べる西洋風が多数でした。そこで、より肉と衣の旨味を感じてほしいと「ひと口ヒレカツ」を考案し、たちまち人気に。“箸で食べる洋食”を確立しました。ちなみに、食パンにカツをはさむ「ヒレカツサンド」も梅林が元祖とか。

現在、ロースカツに使う肉は鹿児島県産の黒豚で脂の甘みが肉の旨味を引き立て、口いっぱいに広がります。さらに最上ロース肉の「銀カツ」、バリエーションとして、「串カツ」「メンチカツ」「エビフライ」など、揚げものの王道料理がメニューに並びます。揚げ油は綿実油を中心とした植物油で、生パン粉は糖分を控えた特別製。ソースも昔からのオリジナルで野菜や果物、何種類もの香辛料を調合しています。カツオだしではなく、豚肉と玉ねぎのスープを元にした「カツ丼」や「生姜焼」にも根強いファンがいます。

二〇二一年に新たな銀座本店がオープンして以来、十一時半から二十時までの最終注文時間まで、行列が絶えることはありません。ねらい目は開店直後ですが、時間に余裕を見て来店を。ほとんどのメニューは電話予約で持ち帰り可能ですので、ぜひご活用ください。

二〇〇七年のハワイを皮切りに海外へ出店し、ソウル、バンコクと三店舗を構えました。西洋料理のコートレットが日本で歳月をかけてとんかつという独自の食文化に進化し、いまや世界で熱く支持されているのです。

暮らしの香り
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暮らしの香り

春の沈丁花(じんちょうげ)、夏の梔子(くちなし)、秋の金木犀(きんもくせい)、冬の蠟梅(ろうばい)――思い出すと記憶によみがえる、香りがあります。

「小さなころから、身近にある花の香りが好きです。四季がめぐるたび、あの香りにまた会える。そんな楽しみを感じていて」

こう語るのは株式会社大香の小仲正也社長。大香は、伽羅や沈香、白檀など日本古来の香製品の材料となる香木の輸入事業をおもに展開してきました。小仲社長は伝統の香りだけではなく、日常生活でふと感じる、どこかほっとする日本の香りを表現したいという思いを長年あたためてきました。そして二〇二一年、オリジナルブランド「暮らしの香り」を立ち上げ、銀座に直営店を開設したのです。

店内中央の大きなテーブルに並ぶのは、独自に開発したオリジナルフレグランスのテスターです。さかさまに置かれたグラスに香りがつけられ、写真のように顔へ近づけると香りが立つ仕組みです。

フレグランスは季節の香りと、四季を問わないイメージの香り、たとえば、「ひだまり」や「苔寺」「森閑」などを合わせて常時二十五種類ほど。テスターでお気に入りの香りを見つけたら、その香りの商品を選ぶ仕組みです。

商品の一つは「ブルーミングディフューザー」。液状のフレグランスに植物製のスティックを挿して空間に薫(くゆ)らせます。もう一つは樹脂やミツロウで固めた「フレグランスバー」。別売りのへら(グレーター)で削ると香りが立ちます。ほかに天然香料と肌にやさしい成分のみを使用したケア用品も展開。ハンドソープ、二種類のハンドトリートメント、マルチバームなどで、プチギフトにも人気です。

「商品をきっかけに、身近にある日本のすてきな香りを再認識してほしいですね」

今、店内は沈丁花をはじめ春の香りが満ちています。三月下旬からは、早くも梔子など夏の香りも登場予定です。



※銀座百点は1冊からでもご購入が可能です。(1冊 354円、2冊 645円、3冊 944円 ※すべて送料・消費税込の価格です)
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