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■GINZA拝見


今月号に掲載されている記事です。銀座にいらした際には、是非、お立ち寄りください。
「銀座百点」は、その他にも銀座のかおりが漂う記事がたくさんあります。興味をもたれた方は、是非、定期購読をご検討ください。

菊廼舎本店
銀座5-8-20 ギンザ・コアB1F
菊廼舎本店

弥生の空を薄紅色に染める花々。今年もまた、桜の便りが気になる季節が到来しました。ひと足早く満開を迎えた、銀座 菊廼舎本店ご自慢の桜の和菓子をご紹介しましょう。

まずは登場以来、大好評の冨貴寄「桜色缶」です。銀座 菊廼舎が創作した銘菓に新たな魅力を加えるべく、季節ごとの冨貴寄が誕生しました。「桜色缶」を皮切りに、「夏色缶」「秋色缶」そして新年の「開運干支缶」の四種類が、春夏秋冬ごとに数量限定で並びます。缶の色も菓子の意匠も時季ごとに趣をかえており、「桜色缶」は、色も中身も桜づくしです。

縁起がいいこと、日持ちがすることで進物としても人気の冨貴寄ですが、この季節缶を使ってしゃれた贈り方ができます。たとえば春から初夏へと季節が移るころのご贈答なら「桜色缶」と「夏色缶」というふうに、今とこれからの季節の二缶を並べて箱に収めれば「出逢いの時」になるのです。ぜひ、お試しください。

ちなみに、二〇二〇年を控え、外国人観光客へ向け日本の魅力を表現した特撰冨貴寄も登場しました。「冨貴寄 宝づくし五輪時空」はオリンピックのシンボルさながら、色も中身もとりどりの五つの缶の詰め合わせ。「冨貴寄 特撰缶JAPAN」は、日本の象徴・富士山を中心に四季の風物が入った豪華版。海外への手みやげにいかがでしょう。

さて、上生菓子も桜づくしです。薯蕷まんじゅうにあんをくるみ、塩漬けにした桜の花をあしらった「桜まんじゅう」に、定番の「桜餅」。東京の桜餅は上新粉を使うことが多いですが、銀座 菊廼舎の桜餅は道明寺の生地にこしあんをくるみ、桜の葉二枚ではさんだ上方仕立て。

「幼いころ、親に手を引かれて工場に行くと桜の葉の香りで満ちていたんです。今でも毎年春がくると、懐かしい気持ちでいっぱいになるんですよ」

とは、五代目の井田裕二社長。

自身も職人として日夜菓子づくりに励む井田氏に桜餅の魅力をうかがうと「花の色と葉の色、塩気と甘味。異なる要素が絶妙に調和にしているところではないでしょうか」。

今年は、桜餅が誕生して三百年目にあたる年だとか。これほど長いあいだ愛されてきたのは、春を待ちわびる人々の心によるのでしょう。本番の花見の前に、まずはお菓子で桜を堪能してみませんか。

銀座夏野
銀座6-7-4
銀座夏野

一九九九年に創業、箸の専門店として草分けともいえる銀座夏野。どこか懐かしい和のモチーフで飾られた店舗に足を踏み入れると、壁一面を彩る箸や、所狭しと並ぶ箸置きや食器、和小物に目を奪われます。

創業時のコンセプトは、銀座で和の物を紹介する、他分野と競合しない店。現社長の高橋隆太氏は、箸の産地をめぐりながらその奥深さに引きつけられ、扱う箸や商品の種類も次第に増えていきました。現在では、社長をはじめ従業員が北海道から九州まで各地をめぐって三千種類に及ぶ箸を買いつけており、うどん、パスタ、納豆など珍しい用途別の箸も取り扱っています。

箸には大きく分けて二種類あり、塗りの箸は、蒔絵などで装飾された華やかな見た目が信条です。漆器は英語で「ジャパン」といい、世界に誇る日本の代表的な文化の一つ。漆器をいちばん気軽に生活に取り入れられるのが箸であり、箸を入り口に、椀などの食卓を上質にする食器へと世界が広がります。

いっぽう、シンプルな木の箸は、素材の風合いが楽しめ、職人技が光る五角形から八角形までの中から手に合う形を選べます。また、欠けても修理できるのが特長です。

最近では「外食時にも自分の気に入りの箸を持参したい!」という若い世代のこだわり派も増えているとか。

「産地をめぐり歩いていると、後継者がいないため伝統工芸の技が失われていく現状を目の当たりにします。たくさんの箸を置いて、伝統をつなぐことに貢献したいと思うようになりまし た。一膳の箸が生産者と客をつないでいるのです」と、佐藤俊樹銀座本店長。

本来、箸の片側には神様が宿るとされ、自分と神様がつながる道具でした。人と人を結ぶ“橋渡し”としても縁起がいいため、贈りものにおすすめ。かさばらず、記念品や結婚式の引き出物、海外へのおみやげとしても喜ばれます。

食事を箸だけで食べるのも、自分専用の箸を持つのも、日本人だけ。箸は、日本人ならではの生活の豊かさを内包しています。海外からの注目も高まる昨今、ますますその存在感が際立っていくことでしょう。

「持ち方や使い方のマナーはありますが、まずは気に入った使いやすい箸で楽しく食べていただきたいですね」と佐藤氏。お子さまの小さな手から、男性の大きな手まで、ぴったりとなじむ箸が見つかります。

(撮影:大森ひろすけ)



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お問い合わせ TEL:03-3571-6860

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