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■GINZA拝見


今月号に掲載されている記事です。銀座にいらした際には、是非、お立ち寄りください。
「銀座百点」は、その他にも銀座のかおりが漂う記事がたくさんあります。興味をもたれた方は、是非、定期購読をご検討ください。

ギャラリームサシ
銀座1-9-1
ギャラリームサシ

京橋から銀座通りに入ってすぐの交差点から、東に延びる通り沿い、黒枠のシックなガラス扉を開けると、ゆるやかに弧を描くエントランス空間が来訪者をいざないます。サロンふうの室内では、絵画や彫刻、工芸、書など、週替わりで多様な作品を鑑賞できるのがギャラリームサシです。

「銀座通り口交差点からもショーウインドーが目に飛び込んでくるので、信号待ちのつもりが、絵につられて足を運んでしまったという方もいらっしゃいます」とは支配人の石田純子さん。

大きなウインドーから自然光が差し込み、外から室内が見渡せる、数ある銀座の画廊の中でも特に開放的な雰囲気、そのため、気軽に多くの鑑賞者が訪れるギャラリームサシは、さまざまな出会いが生まれる″人と人との交差点瓩砲發覆辰討い襪箸。ある日の展覧会では、音信が絶えていた友人同士が偶然再会する舞台になったことも。そんな瞬間に立ち会えることも、ギャラリー冥利(冥利)であるそうです。

展覧会では画壇で活躍中の作家の作品を中心に紹介しており、企画展と貸し画廊の作品展を合わせて、年間の展覧は約五十件に及びます。

作品の魅力を引き出すための最高の舞台を用意することもギャラリーの腕の見せどころ。二重照明などの工夫を施し、作品たちを晴舞台に導きます。

そんな作品をプライベート空間に取り入れるのもおすすめです。

「アートは家具や器のように、暮らしを豊かにしてくれるもの。たとえば、壁の絵一枚だけで部屋の雰囲気は大きく変わります。テーブルクロスを替える感覚で絵を交換して、日常的にアートに親しんでいただきたいですね」

「通りを眺めていると、時代の変化をじわじわ感じることがあって……そんなとき、六代にわたる先代たちを思います。時代の荒波をくぐりぬけてきた舵取りを、今こそ再び」と、弘化年間創業の和家具商を前身として、当代に継承する者の責任に思い至ることも。

また近年、外国人客の来廊が目立つようになったこともあり、石田さんは、日本文化を紹介する出先機関としての画廊が、最先端で果たす役割もさらに大きくなると考えているそうです。

異文化をいち早く許容する包容力と、伝統によって形成された底力。そうした銀座の姿は、ギャラリームサシにも重なるのではないでしょうか。

サバティーニ・ディ・フィレンツェ
有楽町2-2-3
サバティーニ・ディ・フィレンツェ

日本における本格的なリストランテの嚆矢である名店が帰ってきました。旧ソニービルから数寄屋橋交差点を西へ、徒歩三分ほどのヒューリックスクエアに移転し新規オープン。所在地こそ有楽町ですが、地下鉄銀座駅C1出口すぐそば。創業者で現在は最高顧問である三好三郎氏の「長年親しまれてきた街で、そして以前からのお客さまが来やすい場所で新たな歴史を」という願いが叶いました。

フィレンツェ市の紋章、百合の花が咲き誇るレセプションから店内へ。バーコーナーからメインダイニングへ続く壁はワインセラーです。その数千二百本と聞きびっくりしていると、さらなる驚きが。セラーの中央が開いて、個室が現れたのです。写真のとおり二面の大きな窓からは数寄屋橋方面の風景を一望でき、特にネオンまたたく夜景は格別。四〜八人まで入ります。対照的に、古典的な調度を生かした十六人までの大個室も完備。メインダイニングは約四十八席と、より広く感じます。

「ボンジョルノ!」と迎えてくれたのは、メートルドテル(サービスマネージャー)のトンバ・プリモ氏。三十五年のキャリアで店の顔としておなじみの氏も新しい環境には満足しているとか。「忙しいのはイタリア好みじゃないけど、うれしいね」とにっこり。

その隣には、新店支配人の福原朋彦氏。福原氏を始めソムリエが六人も在籍しているので、膨大なセラーの中から料理と合うワインを選ぶことができるのです。「イタリアワインの魅力をもっと知ってほしいので、新店舗ではインポーターや生産者を招いてのワイン会を不定期に開催しています」という耳よりな情報も。

エグゼクティブシェフのバルディ・ヴィルジリオも健在です。出身のトスカーナ地方を中心に、伝統的なイタリア料理を供するほか、ビステッカは炭火から溶岩へと焼き方を変えるなど進化を続けています。バルディ氏の料理の真髄を味わうには、シェフのお薦めディナーコース(一万七千円〜)をどうぞ。ランチも充実しています。平日限定のプリフィクスコースはデザートのワゴンサービスがついて三千八百円とお値打ちで、好評のアフタヌーンランチも一日限定二十食で提供。

「旧店舗から引き続き、すべてが一流であるように、よりブラッシュアップしていきます」とは、福原氏。

新しい店での乾杯は格別の味です。

(写真:大森ひろすけ)



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