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■GINZA拝見


今月号に掲載されている記事です。銀座にいらした際には、是非、お立ち寄りください。
「銀座百点」は、その他にも銀座のかおりが漂う記事がたくさんあります。興味をもたれた方は、是非、定期購読をご検討ください。

銀座千疋屋
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銀座千疋屋

五丁目晴海通りの銀座千疋屋はフルーツの専門店として歴史を重ね、来年百二十五周年を迎えます。一階はフルーツやケーキのショップ、二階と地階はフルーツパーラーです。パーラーは季節のフルーツのデザートがメニューの中心で、さらに地階ではパスタなどの食事も提供しています。

最近、パーラーでいちばん人気があるメニューが、写真の“銀座パフェ”。季節のカットフルーツ六種類にトッピングフルーツ二種類、さらに二種類のフルーツシャーベットとフルーツソースと、一つのパフェグラスに果物の多彩な魅力がつまっているのが好評の秘訣でしょう。取材時期のフルーツはメロン、ドラゴンフルーツ、パイナップル、パパイヤ、青りんご、ゴールドキウイに飾りのさくらんぼとブルーベリー。加えてブラッドオレンジとマンゴーのシャーベット、マンゴーのソースが美しい層をなしています。初夏のフルーツは色も味もあざやかで、日差しに疲れ気味の心もリフレッシュすること間違いなし。

イートインでも手みやげにも人気のサンドイッチに、昨年からパーラー限定の新メニューが登場したのをご存じですか。チョコレート味のパンにバナナとフレッシュクリーム、アーモンドプラリネペーストをはさんだショコラバナナサンドです。春限定で、イチゴバージョンもあるとか。そう、フルーツ王国銀座千疋屋でも絶大なる支持を集める王様といえばイチゴ。そして夏がくると王冠は白桃に譲られるのです。千疋屋ではみずみずしさ、品のいい甘み、香りも格別の白桃を厳選。パーラーでも持ち味をいかしたデザートが登場するので、お楽しみに。

真夏に旬を迎えるフルーツでは、国産のパイナップルやマンゴーもおすすめです。特にパイナップルはゴールドバレルという新品種にご注目を。沖縄県で数十年の年月をかけて開発され、糖度が高く果肉もソフトなのが身上で従来のパイナップルとは別の果物といっても過言ではありません。国産のマンゴーはパーラーでもフェアを開催中ですが、もう一つ、しかも一日限定のとっておきのメニューがあるのです。ゆかたで銀ぶらの日、泰明小学校で催される「大銀座盆踊り」に併設された屋台限定の“マンゴーかき氷”が、その一品。削った氷に、たっぷりと特製のマンゴーソースがかけられます。毎年あっという間に完売しますので、お早めにどうぞ。

銀座 かなめ屋
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銀座 かなめ屋

きものを着るときの小物がひととおり、そろいます。今年創業八十五周年を迎えた銀座かなめ屋は、今や銀座でも数少なくなった和装小物の専門店です。かんざしや髪飾りをはじめ、帯締め・帯揚げ、帯留、扇子、和装バッグ、草履、懐中時計などの趣味の小物まで、まさに「頭の先からお足もとにいたるまで」。年々仕入れ先、職人が少なくなる中、少しでも良いものをそろえるという信念のもと、三代目・柴田光治社長がみずから選んでいます。

中でも力を注いでいるのはかんざしで、江戸べっ甲、象牙(ぞうげ)、銀製など数百種類が店頭に並びます。

東京都の伝統工芸品、国の伝統的工芸品の指定も受けている「江戸べっ甲」は、黄褐色の輝き、光沢、そして髪へのあたりのやわらかさ、おさまりのよさが魅力です。

べっ甲材料とその基本的な製造技術は安土桃山時代にシルクロードを経て長崎に伝わったとされています。江戸時代に入りべっ甲の加工が長崎で盛んになり、装飾品や置物など、外国人むけのおみやげ品として広くもてはやされました。江戸中期、その技術が江戸に伝わり、より洗練され、かんざしや櫛(くし)などの装身具がつくられるようになった。これが「江戸べっ甲」の起源です。

べっ甲の材料はウミガメの一種、タイマイの甲羅。ワシントン条約に批准後、段階的に輸入量を減らし、一九九二年をもって完全に停止されました。今はそれ以前に輸入した希少な材料をもとに、数少なくなった熟練のべっ甲職人が大切に製作しています。

かんざしで髪を飾る文化に気軽に触れてほしいとの思いから、手軽な価格のプラスチック製のかんざしも豊富。

「かんざしや和装小物にもTPOがあり、価格は別として、その機会にふさわしい品を身につけられることがなにより大切です」とは柴田社長。

銀座かなめ屋では、合わせるきものや利用シーンにふさわしい小物選びの相談にものります。

柴田社長みずから更新するブログやSNSをみて、日本全国、また海外から初めて来店する方も多くなったとか。店内も明るくリニューアルし、入りやすい雰囲気になりました。

夏は絽のきものやゆかたにあわせ、かんざしも涼しさを演出する意匠の白べっ甲や象牙、水晶をあしらったものがおすすめです。結い上げた髪に伝統の逸品をひとさしいかがですか。

(撮影:大森ひろすけ)



※銀座百点は1冊からでもご購入が可能です。
お申し込み方法は、切手にて1冊348円として、ご希望の号・部数・お名前・ご住所をご記入の後、代金分の切手を同封の上、下記の宛先までお送り下さい。ただし切手は500円以下のものをご利用下さい。
送付先 〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目8番20号 銀座コアビル8階
お問い合わせ TEL:03-3571-6860

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