銀座百点 トップへ戻る
今月の目次 今月の劇場/画廊 GINZA拝見 もう一度読みたい 表紙ギャラリー 定期購読 銀座俳句 年表 銀座百店会

■GINZA拝見


今月号に掲載されている記事です。銀座にいらした際には、是非、お立ち寄りください。
「銀座百点」は、その他にも銀座のかおりが漂う記事がたくさんあります。興味をもたれた方は、是非、定期購読をご検討ください。

大和屋シャツ店
銀座6-7-8
大和屋シャツ店

一八七六年に創業した大和屋シャツ店は、日本で最初のオーダーワイシャツ店として広く知られています。

店のとびらを開けて、すぐに目をひくのは、左右の壁一面に並んだ色とりどりの生地。イタリア、イギリス、スイスなどからの輸入品を中心に、店頭に並ぶものだけでも約千種類だとか。

「良質な生地とデザイン、ていねいな採寸で、体だけでなく好みにもぴったりな、オンリーワンのシャツをつくる楽しみを知ってほしいですね」とは、六代目の石川成実社長。

オーダーは、まず生地選びから。生地の質は“番手”という数値で表し、値が大きくなるほど糸は細く、目の細かい高級生地ということです。同じ番手でも、一本の糸を使う“単糸(たんし)”よりも、二本の糸を撚(よ)った“双糸(そうし)”のほうがきめ細かく、よりよい肌触りに。

一般に一〇〇番手以上は高品質といわれる生地ですが、大和屋シャツ店では今春、三三〇番手の最高品質の生地を仕入れることに成功しました。三三〇番手の中でも三本の糸を撚った“三子糸(みこいと)”は、世界でも数店舗のみが扱うことができる特別な生地です。手にとると、するりとなめらかで、発色もつややか。すばらしい着心地のシャツになること、うけ合いです。

これらの生地は世界最高峰のメーカー、カルロ・リーバ、アンダーソン、アルモなどから石川社長が自ら厳選。色や柄も多種多様なので、自分の好みに合ったものが必ず見つかります。定番として人気があるストライプ柄も、グレーベースに白のラインなど、一味違う品もそろえています。

生地を選んだら襟やカフスなど、ディテールのデザインを決めましょう。細部まで個性をだせるのも、オーダーならではの醍醐味(だいごみ)です。近年、主流の襟は少し高めで、首元の開きが大きめの“セミワイド”。ネクタイが立体的に見えるのが特徴です。

夏のクールビズには、広がりがちな襟元がきれいに整うよう、裏にスナップをつける形の襟も提案しています。

そして採寸では、サイズに加え体のそりや傾きなどの、くせを把握して職人に伝えるので、ぴったりとなじみます。全体のバランスから、アドバイスも受けられるので、初めてでも安心。納品までは約一ヵ月が目安です。

五月二十一日から六月末まで夏のオーダーシャツフェアを開催予定。綿の薄手やカラフルな生地がそろいます。一足早い夏じたくをしてみませんか。

王子サーモン
銀座3-7-12
王子サーモン

銀座の銀は、鮭の銀でもあります。銀色のファサードが目印の王子サーモンは一九六七年、日本で初めてスモークサーモンの生産と販売を手がけ、銀座店では「鮭のうまさ 鮭それぞれ」をテーマに、スモークサーモンを筆頭に多彩な商品を展開しています。

鮭は育った水域で味が大きく異なり、特に生(なま)に近い身を食べるスモークサーモンでは違いがはっきりわかります。そこで、銀座店では産地別のスライスサーモンパックをプロデュース。さっぱりから濃厚な味へと順に、北海道産鮭、紅鮭、フィヨルド、アトランティック、キングサーモンの五種類です。このうちフィヨルドは毎週金曜日限定で、職人がスライスしたばかりの新鮮なサーモンも販売しています。

スモークサーモンにはレモンがつきものですが、実は甘みとも相性が抜群。レモンにかえてオレンジを添えると、よくわかります。店内のデリでつくるサンドイッチもその性質をいかし、水のかわりに赤ワイン、レーズンを練りこみほんのり甘い特製のパンを使います。具はフィヨルドのほか、紅鮭のフレーク、マスカルポーネチーズと香りづけのタイム。甘みと辛みのバランスが絶妙な一品です。

スモークサーモンのほか、フレークや切り身、生で食べる刺身など商品の幅が広い紅鮭は、品質に絶対の自信を持っているとか。刺身をまず、しょうゆもわさびもつけず口に入れてみると、身は厚いのにきめ細やか。うまみもじゅうぶん感じられます。カナダ・ジョンストン海峡産の紅鮭は一般的な紅鮭と比べ、アスタキチンサンが一・六倍、DHA・EPA(オメガ3不飽和脂肪酸)は三・四倍、脂質が三・六倍だとか。豊富な栄養価が、すぐれた味を証明しているのです。

この紅鮭をもっと気軽にとの思いから開発され、昨年末に登場した缶詰が「王子のごちそう缶 紅鮭水煮」です。輪切りにした身は、背も腹側も中骨も味が凝縮したスープまで、あまさず食べられます。材料は紅鮭と水と塩のみという上質な味を手軽に食べられるとあって、発売早々大好評だとか。ほかにサンマ水煮とサンマ醤油煮もあり、缶詰を使った炊き込みごはんなどのレシピも店頭で配布しています。

日本人の食卓に深くなじんできた鮭。身近なぶん、その真価を見過ごしてきたのかもしれません。“ごちそう”としての鮭を再発見できる一軒です。

(撮影:大森ひろすけ)



※銀座百点は1冊からでもご購入が可能です。
お申し込み方法は、切手にて1冊348円として、ご希望の号・部数・お名前・ご住所をご記入の後、代金分の切手を同封の上、下記の宛先までお送り下さい。ただし切手は500円以下のものをご利用下さい。
送付先 〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目8番20号 銀座コアビル8階
お問い合わせ TEL:03-3571-6860

このページのTOP

HOME目次劇場/画廊GINZA拝見読みたい表紙ギャラリー定期購読銀座俳句年表百店会紹介マップ店名
Copyright(c)2019 Ginza Hyakuten Organization. 銀座百店会