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■GINZA拝見


今月号に掲載されている記事です。銀座にいらした際には、是非、お立ち寄りください。
「銀座百点」は、その他にも銀座のかおりが漂う記事がたくさんあります。興味をもたれた方は、是非、定期購読をご検討ください。

ギンザのサヱグサ
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ギンザのサヱグサ

創業百四十八年を迎えたベビー&子ども服のギンザのサヱグサが、四丁目に本店「ザ・メインストア銀座」を移転オープン。明治八年以来、銀座とともに歩んできたサヱグサが新たな一歩を踏み出しました。

シックな外装へと一新した新店舗のテーマは「ラスティック&モダン」。ラスティックとは“飾り気のない”という意味で、リラックスしてお買いものを楽しめる空間となっています。

一階はサヱグサコレクションをはじめ、インポートのTシャツやスカートなど日常着のフロア。夏のレジャーには欠かせないスイムウェアや小物も豊富です。二〇一二年にスタートした「SAYEGUSA plus+」は都会的なデザインが特長で、大人と一緒に子どももトレンドを楽しめるライン。銀ぶらやお食事会など、さまざまなシーンで活躍しそうです。

階段を上る際には、壁面にご注目。ギャラリースペースを兼ねており、貴重な写真や図版をとおして、サヱグサや銀座の歴史の一端をうかがうことができます。二階はベビー服と靴のフロア。お買いもののあいだに遊べるようにと、木馬のおもちゃやお絵かきコーナーなど子ども服専門店ならではの心遣いも。写真の三階は”ドレスアップ&トラディショナル”をコンセプトにしたフロア。クラシカルで品格あるサヱグサの魅力が凝縮したフロアで、パーティーや発表会、受験といった特別な機会を控えた親子が訪れます。また、今のシーズンは、避暑地で活躍しそうなワンピースやジャケットなども豊富に揃っています。

服は体にじかに触れるもの。その色あいや手ざわりをとおして感性がはぐくまれ、やがてその人の個性となります。そのためにも、子どものころから上質な服を身につけることをサヱグサは提唱してきました。”本物”を知る子がやがて親となり子どもに伝えていくため、親子三、四代にわたる顧客も数多いとか。そして幸福な思い出は未来へと受け継がれていくのです。

またサヱグサでは、子どもたちに豊かで健全な社会・文化を残すために「SAYEGUSA GREEN PROJECT」で環境問題にも取り組んでいます。サマーキャンプなど、夏休み中のワークショップも開催予定です。

待ちに待った夏休み。思い出に残るとっておきの一着と体験を通じて、夏の思い出をつくりましょう。

竹葉亭
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竹葉亭

晴海通り沿い、四丁目交差点近くの竹葉亭銀座店は明治三十年開店。百二十年にわたり変わらぬ場所にあり、銀座の風景に溶け込んでいます。新しい店が次々にできても老舗の魅力は健在で、昼どきともなれば行列ができ、平日で二百人以上、休日ともなれば約四百人の人が来店するとか。

写真の二階の座敷席は窓からすだれ越しに晴海通りが一望でき、うなぎと景色が同時に楽しめる特等席。予約ができないため、座れたら幸運です。地下一階から二階までの全六十二席は、営業時間中つねににぎわっています。

奈良時代から食されているといううなぎ。江戸時代に“蒲焼”という調理法が生まれ、その滋味あふれる味わいは、老若男女の心を魅了し続けています。特に今年は猛暑という予報が出ていますので、乗り切るためにうなぎで精をつけたいもの。うなぎには、良質の脂質やたんぱく質、ビタミンAをはじめ各種ビタミンが豊富で、疲労回復効果や美容効果も期待できるのです。

今年の土用の丑の日は、七月二十五日・八月六日と二回あります。八月六日、「ゆかたで銀ぶら」に合わせて和装でうなぎというのはいかがでしょう。

素材のうなぎは静岡の問屋から取り寄せ、職人が一匹一匹ていねいに割(さ)き、串を打ち、蒸し、焼いています。うなぎの調理には熟練の技が必要とされ、特に夏の焼き場の作業は過酷とか。創業当初からのしょうゆとみりんだけでつくるあっさりしたたれが、おいしさの秘訣となっています。

うなぎと人気を二分している名物メニューが、鯛茶漬。上質な鯛をごまだれと薬味で味わえ、お茶はほうじ茶を使うのが竹葉亭ならでは。ほうじ茶とごまの香ばしさが淡白な鯛の味を引き立てます。蒲焼と鯛茶漬を頼み、お櫃(ひつ)に盛られたごはんで同時に蒲焼も満喫するという向きもあるとか。季節の一品料理も充実しており、夏場は焼いてだしに漬けた「冷やしなす」がおすすめ。うざく、白焼、鯛かぶと煮など定番の料理も、よく冷えた日本酒やビールと一緒に味わえば体から暑さが引いていきます。

今泉貴博店長は、「長年愛されてきた味を大切に、今までやってきたことをこの先もいかに続けていくか、工夫を重ねていきたい」と語ります。味を守るには場所も人もあってこそ。期待を込めて店を訪れる人々は、きょうも途切れることがありません。

(写真:大森ひろすけ)



※銀座百点は1冊からでもご購入が可能です。
お申し込み方法は、切手にて1冊348円として、ご希望の号・部数・お名前・ご住所をご記入の後、代金分の切手を同封の上、下記の宛先までお送り下さい。ただし切手は500円以下のものをご利用下さい。
送付先 〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目8番20号 銀座コアビル8階
お問い合わせ TEL:03-3571-6860

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