今年、ブランド設立三十五周年を迎えるポンテヴェキオは、“毎日をカラフルに”をテーマとした華やかなデザインと、職人による繊細な細工が光るジュエリーブランドです。ブランド名は、宝飾店が軒を連ねるフィレンツェ最古の橋、ポンテヴェキオにちなんでつけられました。
五丁目並木通りの本店は、一階にファッションジュエリー、二階にブライダルジュエリーというフロア構成になっています。
ファッションジュエリーのラインアップで、ひときわ輝きを放つのは、ブランドを代表する「エテルノ・ファミリー」シリーズ。カラーサファイアとダイヤモンドを隙間(すきま)なくあしらったパヴェセッティングは、大人の女性に華を添えるラグジュアリーな逸品です。
写真(上と左)は三六〇度どこから見ても美しいエタニティリングの「エテルノ」。一つのリングに使われている宝石は、約二百個にも及びます。中央のネックレス「ロトンド」は三サイズ。そして近年ラインアップに加わったのが右下、イヤーカフの「チェルキオ」です。開閉が可能で耳の自由な位置に留めることができ、マスクの脱着の際にも、紐に当たって落とす心配が少ないので、コロナ禍以降、注目を集めています。ほかに細身のリングやピアスなど、豊富なシリーズ展開で、同色でコレクションするファンも多いとか。
「エテルノ・ファミリー」に使われている宝石は、何段階もの厳しい独自基準を満たしたものだけ。その美しさを引き立てるために、一石ずつ手作業で、宝石を留めていく高度な技術は“エテルノ・セッティング”と呼ばれています。留める位置によって道具を使い分けながら、最後の一石まで寸分の狂いもなくセットできる技術を持つ職人はわずか数名とか。石の高さは一定で、表面は滑らか、さらにリングは、内側の指に触れる部分に、わずかに丸みをもたせる加工が施されているので、実際にはめたときに心地よく指になじみます。
ヨーロッパでは、家族で代々受け継がれるジュエリーを「ファミリージュエリー」といって大切にします。ポンテヴェキオでは、手持ちのダイヤモンドジュエリーを、新しいジュエリーへと生まれ変わらせるリフォームサービス「リナシータ」を展開しています。
日常がパッと華やぐ、ポンテヴェキオのジュエリーで、カラフルな毎日を過ごしませんか。 |