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■GINZA拝見


今月号に掲載されている記事です。銀座にいらした際には、是非、お立ち寄りください。
「銀座百点」は、その他にも銀座のかおりが漂う記事がたくさんあります。興味をもたれた方は、是非、定期購読をご検討ください。

エポカ ザ ショップ銀座
銀座5-5-13
エポカ ザ ショップ銀座

並木通り五丁目を歩くと、ウインドー越しにセンスのいいうつわが目にとまります。一階のエポカ ザ ショップ 銀座の店内から階段を下りると、そこには知る人ぞ知る、うつわのセレクトショップ「日々(にちにち)」の空間が広がります。

店名は“日々是好日”に由来。「毎日の暮らしを心豊かに」をコンセプトに、うつわをはじめとした、さまざまな工芸品を紹介しています。エポカ ザ ショップ銀座内の一つのコーナーという位置づけですが、一・二階の洋服やアクセサリーも、地階のうつわも、ともに上質で品格のあるものを紹介していくことを目指しています。

店がオープンしてから十四年。樹齢八百余年の杉の大テーブルや土壁、一枚ずつ表情の異なる床の石材など、自然素材が時間とともに味わい深くなり、心地よい空気を醸し出しています。

店内では、常設展示(写真)と作品展が交互に開催されており、作品展では、その時々に注目する作家の個展を行っています。扱う作品ジャンルは陶磁器、漆器、ガラス、金属、木工、竹、布など幅広く、若手からベテランまで日本全国の作家を紹介しています。

「まずは展示を通じて、お客さまが新たな作家と出会うきっかけづくりになれば……」とコーディネーターの根本美恵子さんは語ります。「実際に使ってみて、つくり手やうつわのよさを感じてほしい」。毎日の食卓を思い浮かべながら選んだうつわだからこそ、自分の手で育てていく経年変化も楽しみになり、いっそうの愛着が生まれます。

うつわとの出会いは一期一会。だからでしょうか。一度来店すると、その後も定期的に通う方が多いとか。男女を問わず、うつわ好きな方をはじめ、和食器に興味を持ち始めた若い方、料理人、和の美を求める海外からの客など、幅広い層が訪れます。

これからの作品展スケジュールは、五月二十六日〜三十一日は宮岡麻衣子(陶芸)展、六月二日〜七日は谷口嘉(ガラス)展、九日〜十四日は吉田直嗣(陶芸)展、二十三日〜二十八日は、大室桃生(パート ド ヴェール)展、そして七月上旬には、毎年恒例となっている三日間の骨董(こっとう)展と続きます。

昨今は、漆器や和食器に料理を盛りつけるフレンチやイタリアンレストランも珍しくなくなり、自身のセンスで自由にうつわ使いを楽しむ時代となりました。まずは見る機会を増やすことで自分の好みを知り、感じていくことでセンスは日々磨かれるのです。

銀座香十
銀座5-8-20(銀座コア)
銀座香十

以前から、香十の包装紙に書かれている文言が気になっていました。

 感格鬼神 清浄心身 能除汚穢
 能覚睡眠 静中成友 塵裏倫閑
 多而不厭 寡而為足 久蔵不朽
 常用無障

この「香十徳」は、香のすぐれた特性を表した言葉です。元は中国の漢詩で、室町時代に禅僧の高僧一休宗純が「書」にして広め、多くの人が知るものとなりました。香十という屋号も、この言葉に由来するのです。

天正年間の創業以来、さまざまな形で香を楽しむことを提案してきた香十。現在も、今の生活様式に取り入れやすい製品を取り揃えています。銀座五丁目ギンザコア四階の本店では全商品を揃えており、実際に香りを試すこともできます。

練香・衣香・焼香・塗香・名私香など、香りにまつわる品を網羅した香十ですが、もっともバリエーションが豊富なのはスティック状の焚香「お香・お線香」です。

最近、古来より日本人に親しまれてきた香りを気軽に楽しめる新商品が登場しました。「伽羅 静玄」「伽羅 深山月」「沈香 雲井」「白檀 露芝」の四種類で、実際に焚いてみると、伽羅はあたたかみのある華やかさ、沈香はしっとりとした風情、白檀はさわやかに、それぞれの香木が本来持つ品ある香気に包みこまれるようです。特に白檀は、梅雨どきの淀みがちな室内の空気を祓い、清々しくさせる効果にすぐれているので、今の季節にぴったり。来客の前には玄関で一本焚いて、まず香りでもてなしの心を伝えてみるのも一興でしょう。自宅用のほか、本物志向の方への贈りものとして求める方も多いというのも納得いく品質です。

進物用にも自宅用にもニーズの高い線香には、新しく「嵯峨野」が加わりました。蠟梅・山桜・紅葉という日本の植物をイメージした、日常生活にも違和感なくとけこむ香りが身上です。気密性の高いマンションでも使いやすいよう、煙を控えめに仕上げました。線香を贈るときには、華やかな絵ろうそくを添えると喜ばれるとか。

香十徳に書かれているように、香には感覚を高め、心身を清らかに保ち、おだやかで満たされた気持ちにするという効能があります。つまり、ストレスフルな現代社会にこそ、香の真価はいかんなく発揮されるのではないでしょうか。

(写真:寺門栄治)



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送付先 〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目8番20号 銀座コアビル8階
お問い合わせ TEL:03-3571-6860

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