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■GINZA拝見


今月号に掲載されている記事です。銀座にいらした際には、是非、お立ち寄りください。
「銀座百点」は、その他にも銀座のかおりが漂う記事がたくさんあります。興味をもたれた方は、是非、定期購読をご検討ください。

SANYO GINZA TOWER 三陽銀座タワー
銀座8-8-9
SANYO GINZA TOWER 三陽銀座タワー

二〇一五年に完成した三陽銀座タワーは、「コートのSANYO」として長年親しまれてきた、三陽商会の直営店です。

地下一階から九階(七階はのぞく)の各フロアではポール・スチュアートやマッキントッシュ ロンドンなど、ブランド別に上質なウエアを展開。特筆すべきは、全館の商品の多くが日本製ということ。特に、六階にある基幹ブランド「S.essencials」、「三陽山長」、「100年コート」のフロアは、すべて日本製品で構成しています。あえて日本製にこだわるのには、危機に瀕している職人の技術を、次世代に継承するという理由があります。

五年前の設立七十周年時に、企業タグラインとして、「TIMELESS WORK. ほんとうにいいものをつくろう」を策定しました。“いつの時代にも変わらない、価値あるものづくり”を目標とし、体現するプロジェクトとしてスタートしたのが写真の「100年コート」です。

日本の職人がつくる、百年長く愛されるようなコート。親から子、その子へと時を越え受け継ぐような一着を――。

「もともと日本人は、いいものを長く大切に使うという文化を持っていたでしょう。このコートには、服やものを大事にすることを取り戻そうという提案もこめられているんです」とは、開発時よりサンヨーコートの商品企画に携わってきた石田和孝氏。

いつの時代にも色あせない魅力の、シングルのステンカラーとダブルのトレンチをベースとしたスタイル。そのデザインをコート専業工場として四十年以上の歴史を持つサンヨーソーイングの職人たちが、一着につき数百もの工程を経て完成させます。二〇一三年秋に発売されるや、たちまち評判となりました。現在は、紳士は十四、婦人は十二モデルを展開。ベージュ・ネイビーの基本色に一部ブラック、レッドが加わります。

「100年コート」を購入すると、独自のオーナープランに加入できることも特色。三年おきに状態をチェックし、必要があれば職人がメンテナンスを施すケアプログラムも実施しています。メーカーとオーナーが継続して信頼関係を築くために導入された、例のない新システムとか。

一着のコートを通じて、アパレルメーカーの存在意義を問う。創立七十五周年を迎えた今なお、三陽商会の挑戦は続いているのです。

SHISEIDO THE STORE
銀座7-8-10
SHISEIDO THE STORE

国内外に多くのファンを持つコスメティックブランドといえば資生堂。その創業地にある総合美容施設がSHISEIDO THE STOREです。前身の資生堂ザ・ギンザをリニューアルし、今年一月にオープンしました。

一、二階は化粧品販売フロア。一階にはプロに眉毛カットをしてもらえる「STYLING BAR」を新たに設置しました。ショーウインドーでは美術家・ミヤマケイ氏によるディスプレーを、季節に合わせて展開しています。三階はヘアメイクアップサロンとフォトスタジオがあり、ヘアメイク後に撮影をすることもできます。

新たに設けられた四階の「SHISEIDO THE TABLES」(写真)は、カフェを兼ねたコミュニティースペース。訪れる人が「姿・身体・心」を整え、新しい美意識や感性と出合える場としてつくられました。

ここでは植物の生命活動になぞらえ、「芽吹き」「新緑」「花ひらく」「結実」「蓄え」という五つの季節をテーマに食を提供しているほか、「粧(よそお)うこと」「考えること」などをテーマにした多彩なイベントを開催。バリエーションに富んだ国内外の書籍の展示販売や、オリジナルグッズの販売も行っています。

食は精進料理の精神性がベースとなっており、旬の食材を余すところなく使い、ていねいにつくられた食事を提供しています、全国各地の伝統野菜を取り入れたランチや、季節のお菓子などが人気です。また、イベントとして「五季(ごきぜん)の会」があり、一汁三菜の特別メニューをフードデザイナーや食のスペシャリストの講演とともに味わうことができます。

資生堂ならではの「粧い」に関するイベントも充実しています。「Look Photogenic!」では、資生堂のヘア&メーキャップスクール「SABFA」の卒業生でメイクのノウハウを熟知したプロが、写真映(ば)えするヘアメイク方法をレクチャーします。

陳列された本を通じて読書の楽しみを知る「Beauty Reading Salon」や、参加者同士の会話を通じてアートを楽しむ「Art Chat」などのイベントもあり、知的好奇心を満たしてくれます。

「総合美容施設として、資生堂のブランド力と文化的な魅力を発信していきたいですね」とは、執行役員・総本店部長の岡田芳人氏。

「結実の季節」に、美とじっくり向き合ってみませんか。



※銀座百点は1冊からでもご購入が可能です。
お申し込み方法は、切手にて1冊348円として、ご希望の号・部数・お名前・ご住所をご記入の後、代金分の切手を同封の上、下記の宛先までお送り下さい。ただし切手は500円以下のものをご利用下さい。
送付先 〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目8番20号 銀座コアビル8階
お問い合わせ TEL:03-3571-6860

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